2018-01-01から1年間の記事一覧

年末のご挨拶

歳の瀬がやってきた! というと“歳の瀬”という力士でもいるのかと思ってしまう方も多いと思いますが、なんにせよ年末なので、今年を総括しつつ昨今の考えでも記していこうかと思います。 本業である小説の方は、復活こそしたものの、いまだ世間への接続感が…

『スターシップ・サムライ』はバカゲーじゃなかった!

このパッケージをご覧ください。 スターシップ・サムライ 完全日本語版 出版社/メーカー: アークライト 発売日: 2018/12/13 メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る 普通、バカゲーだと思うじゃないですか。誤解された日本観を押し出すこと…

『へレディタリー/継承』

なんか間も空いたし、映画の感想でも書きますかねってなわけで、『へレディタリー/継承』でございます。ネタバレありになるんで、予告を貼りつつ、少し行をとります。 【超恐怖】これが現代ホラーの頂点 11.30公開『ヘレディタリー/継承』90秒本予告 はい…

『巨神ゴーグ』THEカードゲーム

すいません、「THEカードゲーム」は勝手につけました。新スパロボの発表があった中、「こいつだって出たことあるんだぜ(だよね?)!」とばかりにゴーグのゲームを紹介します。さすがに昔すぎる&ゲーム内容により本作のレビューなんぞこれまでもこれからも…

第三次世界大戦

強烈なタイトルのわりにはボードゲームの話。 部屋から昔のシミュレーションゲームを発見し、マップを並べてみたよ! というだけで、そのタイトルが『サード・ワールド・ウォー』! タバコの箱との比較をご覧ください。でかい! テーマはワルシャワ条約機構…

情報勾配を利用したビジネスモデルと創作の関係

情報勾配を利用して稼ぐビジネスモデルというのがあります。人々の間にどうしても存在してしまう情報リテラシーの差を悪用し、情報が足りない人を騙して金を吸い上げるモデルのことです。具体的には情報商材やセミナー商法、水素水などの疑似科学商品、やや…

リーフをプレイ!

リーフ 完全日本語版 出版社/メーカー: アークライト(Arclight) 発売日: 2018/10/25 メディア: おもちゃ&ホビー この商品を含むブログを見る 久々のボードゲーム更新。今回は『リーフ』! あの『スパイスロード』の作者が、ややカジュアル向けを狙って制作…

そこ☆あに様でインタビューを受けました!

sokoani.com がっつり作品の元になったイメージや事物について語っております! 八十年代のスパイ漫画ブームから、魔夜峰央、佐々木倫子、那州雪絵、青池保子、かわみなみ、あさぎり夕など諸先生方のお名前を出させていただいて、少女漫画の影響のお話しです…

『道化か毒か錬金術』本日発売!

“楽しい”を追求した作品ですよ。 本日HJ文庫より発売! 軽妙洒脱にして馬鹿、その他いろいろな要素が詰め込まれている豪華作品! 書店か下記リンクから! 道化か毒か錬金術 (HJ文庫) 作者: 水城正太郎,Ume 出版社/メーカー: ホビージャパン 発売日: 2018/10/…

宣伝についての悩み

とはいえ買ってください このように宣伝をしていて困るのは、自分が購入する側になったとき何を判断基準にしているかよく知っているため、「とにかく目につくために広告回数が多くなくてはいけない」とか「作家は書店員に積極的に話しかけていったほうがいい…

『道化か毒か錬金術』事前解説

発売日は11月1日 さて、発売日も迫ってきた『道化か毒か錬金術』。買おうかどうか迷っている方、あるいは試し読みを読んだ上で「これはどう楽しむもんなのか?」と戸惑ってしまった方に向けての解説となっております。 【新シリーズ】道化か毒か錬金術 | HJ…

カウントダウン5

予告でも内容が見えてまいりました。 恋愛関係にならぬ男女バディ、というところに魅力を感じていただけると。 次回から書き手としての前書きというか、先行しての作品解説をしようかと思います!

カウントダウン4

趣きのかわった予告イラスト! 読むと人生勝ち組ですよ! 舞台は魔術のある現代ヨーロッパ。スパイものでもあるので、そこも楽しんでくださいませ。

カウントダウン3

カウントダウンといいつつ、カウントアップしてるけど、気にしない。 耽美路線も意識した作品となっております。

カウントダウン2

予告第二弾! 今作もパロディ、パスティーシュは強め! もちろんわからなくても問題なし。

カウントダウン

予告画像は何種類かお届けできる予定。 ブログを見てくれているあなたに耳寄りな情報。 HJ文庫11月の新刊 店舗特典情報をお届け! « HJ文庫/HJノベルスブログ 特典はすべて違うネタなので、お友達と交換しよう!

『道化か毒か錬金術』書影

さて11月1日発売『道化か毒か錬金術』の紹介です。表紙画像はこちら! イカしてるね。最高だね。イケてるね。ってなわけで、軽妙、洒脱、そして馬鹿という雰囲気を軸に、アクションとギャグ寄りのコメディ、パスティーシュ、なにより自由さを目指したエンタ…

『道化か毒か錬金術』への道。その五(いちばんうしろの大魔王編)

『いちばんうしろの大魔王』は、「展開がいきなりすぎないか」「最後に前衛小説になるのは……」という非難もありましたが、どちらかといえば当初の予定通りであり、「少年漫画は最後は概念と戦う」という私の半ば冗談ともいえる見解を実現したものです。そも…

『道化か毒か錬金術』への道。その四(休養と自覚編)

そんなわけで休養となったわけですが、休養と前後して『十六夜聖域』『戦国コレクション』の仕事をしております。 『十六夜聖域』については「一ヶ月以内に続きを書けば増刷」というところを私が拒否する結果となってしまいました。この件については皆様にも…

『道化か毒か錬金術』への道。その三(大パニック編)

診断が異常なしだったので、ただの疲れと判断し、まぁ執筆ペースを落とせばなんとかなるだろう。アニメ後に休暇を……と思っていたところ、休んだとたんに問題が発生します。パニック障害の発症です。 もともと腹を下すタイプでしたが、電車でその頻度が上がり…

『道化か毒か錬金術』への道。その二(病状悪化編)

前回は『いちばんうしろの大魔王』を執筆しはじめたところまででした。時代の要請をテキトーに受け止めつつ、少年漫画っぽい売れるものを、という縛りで企画しました。今だから語れる裏話という意味では、“将来魔王になると予言される”というネタは今も昔も…

『道化か毒か錬金術』への道。その一(新刊よろしく編)

11月1日に水城正太郎としての新作『道化か毒か錬金術』が出ます!http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/bunkoblog/?p=31725 ってことなんですが、実はこれ、商業としては久しぶりの作品になります。その理由は「病気になっていたから!」なんです。闘病記がてら…

『Seasons/十二季節の魔法使い』をプレイ

『Seasons/十二季節の魔法使い』をプレイしましたよ! これはプレイヤーが魔法使いになり、ダイスで手に入る魔法エレメントと魔法カードを駆使して金(クリスタルと呼ばれるもの)を集めていく! というゲーム。すでに名作として名高く、オンラインでも無料…

T.I.M.E ストーリーズをプレイ

いやー、今回は『T.I.M.E ストーリーズ』のスタートセットをプレイしたのですが、記事については書き方を迷っています。個人的に、というか、いつもプレイしている仲間全体で意見が一致していまして……。 「我々には合わない」 つまり、まぁ、自信を持ってオ…

その他ボードゲームの2

『タイムボム』 手軽にプレイできる正体隠匿系(人狼みたいなの)ゲーム。タイトルに「タイム」が入っているのは時限爆弾と時空警察の両方の意味があるのだけど、なんで時空警察かは謎。というかこの新版ではイラスト326(ミツルと読むアレ)のため、フレー…

その他ボードゲームの1

サクッと重くないボードゲームをいくつかプレイした話など。 『ラブレター』 まずは『ラブレター』。言わずとしれた名作。最低限のカードで面白さを生み出しているのがすごいところ。やりこみ要素はないものの、カード当ての快感が気軽に味わえます。 これし…

テラフォーミング・マーズをプレイしました!

プレイしましたよ噂の『テラフォーミング・マーズ』! いやー、素晴らしいゲームで、すっかり次のプレイをしたくなっております。噂では『テラフォーミング・マーズ』のみをグルグル回しているサークルも存在するらしく、「まだ十一回しかプレイしていないの…

『ブリタニア』をプレイ

こちらマップです。 今回プレイしたのは『ブリタニア』。別版も出ているようですが元祖のアバロンヒル版です1986年のゲーム。ずいぶん昔の制作なのですが、意外に古さは感じませんでした。 タイトルとマップからわかるように、ブリテン島が舞台。ローマの侵…

移行しました。

はてなダイアリーの方はサービスがなくなるということで、早めに移行しました。こんごともよろしく……。

 間が空くのもなんなので、さくっとエッセイ的に。

個人的に昨今の困りごとは「わかってしまう」ことなのだと思っていて、それはどういうことかというと、例えば『どうぶつしょうぎ』というゲームがあるわけですが、これをプレイするより前に「完全解があるよ!」という情報に行き当たってしまう、というよう…