オカルト

都市伝説という社会問題

都市伝説という社会問題 近年になって浮上してきた問題にいわゆるデマというものがあります。正確にはもっと以前から存在したわけですが、デマの流れるルートにSNSやYou Tube等が加わったことで可視化される率が高まったということなのでしょう。 これらのデ…

怪談界隈、そろそろやばいかなー

以前からオカルトの話題にはちょくちょく触れていて、自分でも実話怪談ライトノベルを書いたことがある身であることは大前提としまして、私、もちろん黎明期より怪談を楽しんでまいりました。あなたの知らない世界にはじまり、稲川淳二のライブ、サイキック…

ふたたび日本のQアノンについて(後編)

ここでは日本のQアノンである『QArmyJapanFlynn』メンバーのブログを紹介します。晒す目的ではないため、直接のリンクでなく引用で提示させていただきます。画像もそのまま掲示しますが、そもそもが著作権違反の画像であるため、該当ブログの方の許可は不要…

ふたたび日本のQアノンについて(前編)

以前、日本のQアノンとして『QArmyJapanFlynn』を紹介しました。あれから一年以上過ぎ、その後の状況も変化しましたので、少し触れてみたいと思います。ただ個人的な意見も多々入り込んでしまうでしょうし、Qアノンについては他のウォッチャーや研究者の方々…

戦争と人文知

ロシアによるウクライナ侵攻はますます激化し、世界の反応もそれに従って苛烈なものになってきています。平和を願うのは当然として、(当事者も世界も)最悪の結果を避けるために戦うのもやむなし、というのが現状でしょう。たとえ戦争が終わっても、その処…

多数派に旗印を持つ必要なし

日本時間で言えば本日の昼、ウクライナにロシアが侵攻(この言葉の選び方にもいろいろあるのですが)しました。先日の記述ではある程度濁していましたが、明確にプロパガンダに属する情報も出てくることでしょう。 本物の陰謀がより身近に この日本にあって…

陰謀論で世界を見る

年が明けて一ヶ月以上が経過し、昨年末に行った予想がオープンレター問題として現実になったばかりか現状ではすでに飽きられている、という時代の早さに戸惑う日々を送っています。 世界を見てみればウクライナにロシアが攻め込むかどうかという状況になって…

Jアノンの現在地

現在進行形の陰謀論として「日本におけるトランプ支持者たちが噂話をどうとらえたか」を追うことからはじまった一連の日記ですが、Qアノンの日本版、Jアノンと呼ばれる現象の現在地を記してひとまず終了しようかと思います。 なお本文は個人や団体、陰謀論そ…

巨大宗教としての現代スピリチュアルと宇宙人

『Dimitri Osmosovich』日本語表記だと『ディミトリ・オスモソヴィッチ』で検索するとわかるのですが、この自称ロシア連邦保安局のエージェントは、「プーチン政権がアヌンナキと軍事的に戦い続けている」という主旨の主張を続けています。もちろん荒唐無稽…

叶えられた陰謀論

米国の状況のせいで陰謀論もにわかに注目を集めるようになってきました。しかし、流布している噂や陰謀論者の主張を頭ごなしに嘘と決めつける論調も多く、それが社会の分断を招くことにもなっています。陰謀論で難しいのは事実とデマを見分けることです。そ…

陰謀論に陥らないために

はじめに 陰謀論の記事を書いていて思ったのは、やはり陰謀論者への嘲笑が多いということでした。必要なのは誰かが陰謀論に陥ってしまう前に踏みとどまる手助けをすることであり、自身も陰謀論に染まらないように生活するということです。「自分は絶対に陰謀…

陰謀論の記録

本記述の概要 これはトランプ支持者たちがTwitterで流したTweetを時系列で抜書し、陰謀論が拡散する様子を記憶しておくために書かれました。 そこから導き出される結論としては、陰謀論に特有のワードと展開について知っておき、それに警戒すべきではないか…

 かなり話題が飛びまくるブログですが、まぁそれはそれ。今回はみんな大好きな夏の定番、心霊番組の話です。

最近ではこの手の番組はYouTubeの素材や、DVDで販売されている心霊映像をそのままランキング形式で流したりするものになっていますが、かつてはそれは奇っ怪な心霊番組があったものでした。映像倫理の進歩により無くなってしまったもののひとつですね。 記憶…

 オウムが犯罪行為をしていたことが明白となってから、当然ながら「オウムを笑う」姿勢は表向きはなくなりました。もちろん疑惑の段階ではまだテレビに出続けていたことと、「危険なものとして笑う」姿勢は私の知る限りでかえって強くなったことは併記しておきます。

一方「オウムを生真面目な宗教として社会に位置づける」視座は当然なくなりましたが、「なぜ騙されたのか分析する」論へと転化したように思います。現在でもオウムを持ち上げた文化人が総括していないと話題になりますが、そのような糾弾や、指摘された側か…

 オウム真理教、麻原彰晃と実行犯死刑囚らの死刑が行われました。ゲームや小説ばかりやってきた私がそれについて何を語ることがあるんだよ、という感じでしょうが、オカルト趣味がオウム拡張にもたらした影響や、事件後もたらされた影響については触れておく必要があるかとは思います。

当時、オカルト雑誌で有名なものは二紙、『ムー』と『トワイライトゾーン』でした。『ムー』は現在も続いていますが、『トワイライトゾーン』は廃刊していますね。 現在、オウム真理教を持ち上げたのは『ムー』誌と語られる事が多いですが、紙面を多く割いて…