日記の間が空いてしまいました。空白期間前半はコロナで外出していなかったため書くべきこともなく、後半はひたすらに小説を読み、書くことに集中しておりました。成果物について公開の予定がないのが残念ですが、修行と位置づけておりましたので今年は大きな成長ができたと言っても良いような気はしています。
コロナの脅威が小康状態になってからは釣りに行きまくっており、これまた日記に書くことではないため、まごまごしているうちに今年を総括する時期に至ってしまったという具合です。
仕事についても現時点で報告するようなことはなく、書きかけの小説をどうしたものか考えている程度です。来年にはご報告できることもあるかと思うので、そちらをお楽しみに。
個人的には上記の通りの年だったのですが、小説、エンタメ業界を概観すれば、かなりの激動だったと思います。個々の事件をあげつらうことになるのを避けるために、はっきりとは示しませんが、映画業界におけるパワハラ、映画雑誌における不祥事とその対応のまずさ、サブカル音楽家の過去記事の炎上、SF雑誌における内輪企画への批判とその応答、TIKTOKでの小説紹介への既存書評家による攻撃、等々。
これらの事件は世代間の対立にも見えますが、つぶさに観察すれば、小集団におけるルールがより大きなルールとぶつかったのだろうと推察できます。小集団はこれまで世間から隔絶されることを目的として集団化したようなものなので、そのルールは当然世間に通用するものではないのですが、時が過ぎ小集団内の構成員が現在の自らの立ち位置を見誤ったことで炎上が起こったのでしょう。自分も立ち位置を見誤るような年齢になってきており、時代の変化について考えなければならない、と締めくくっておきます。
年末か来年にはまたなにか書くかと思います。その際はよろしく。