新刊『異界心理士の正気度と意見 ―いかにして邪神を遠ざけ敬うべきか―』

 今回は新刊の案内です! 四月一日に『異界心理士の正気度と意見 ―いかにして邪神を遠ざけ敬うべきか―』が発売となります!

f:id:S_Mizuki:20210324155911j:plain

見本誌の表紙です!

 あえて公開されている宣伝文と違う紹介をするならば、「本格クトゥルフ怪異譚にして、恐怖と爽快さとブラック・コメディまで楽しめる連作短編」となるでしょう。オカルト、怪談大好きなヒロインと、謎の男との関係性を軸に、様々な怪異、怪人が登場する冒険譚。ここでは“本作を読むべき理由”と題して作者本人の考える魅力を列挙していこうと思います!

 

1 現実に侵食する

 舞台が鎌倉、江ノ島周辺。江ノ島クトゥルフが上陸し、周辺が立入禁止となった世界なのです。実際に現地に行ってモデルとなった場所を確かめることが可能です! 時代感もまさしく現代。コロナ前ではあるものの、ネットでのゴシップに詳しい人なら「あれ? これってもしかして……」と思い当たるところもあるはず。現実を少し違う視点から見てみましょう!

 

2 美麗で爽やかなイラスト

 イラストは黒井ススム先生。キャラクターから怪異までも美麗に表現されたイラストです! 本文はこの時代ですのでほぼ全文がネットで公開されておりますが、イラストを楽しめるのは購入者だけです!

 

3 TRPGシナリオに転用可能

 各話の分量は、短編から中編というところ。それぞれ一話で事件はきちんと一区切りがつきます。ということは、TRPGの一シナリオに最適な長さとなっております。解説では短いながらも全話についてTRPGシナリオにアレンジする際のアドバイスを記載。クトゥルフ系に限らず、現代怪奇系のシステムなら何にでも転用できます。プレイヤーの方はプレイしてから読もう!

 

4 ネット小説の新機軸

 先にも書きましたが、内容は全文がすでにネットで公開されています。もちろん書籍版は修正が多々入っておりますので読み味は違うものと思いますが、基本部分は変更しないように努めております。ですからすでにお読みの方はシリーズが継続するためにご購入くだされば幸いです。時事の風物を盛り込んだ展開は、短期間で展開できるネット小説ならではの面白さであり、それを今後とも皆様とともに楽しむことができるようお願い申し上げます。コロナで見えてきたパニックを活かすことも構想していますし、芸能人に深きものどももいるとここ一年で判明してきましたし!

 

というわけで、ネット小説を知らない方は即座に買ってもらうも良し。

 

www.hobbyjapan.co.jp

 

ネット小説として掲載分をノベルアップ+で読んで確かめてから買うも良し。

novelup.plus

という、とにかく楽しめる小説となっております。よろしく!