言わずと知れた傑作である『アズール』の第三段である『アズール サマーパビリオン』をプレイする機会に恵まれました。
『アズール』はドラフトして並べるタイルが立体物なのが特徴で、三作目である『サマーパビリオン』では菱形になりました。これを花模様に並べるわけです。美しい。
『アズール』一作目は他人を妨害することに重きが置かれており、相手にズドンと大きなマイナス点数を押し付けることが主体でしたが、本作では妨害が直接的なものではなくなり、どちらかといえば加点で競っていく方式になりました。そうなったのは余ったタイルを四枚まで次ターンに向けてキープできるようになったことと、各ターンに一色がワイルドカード扱いになり、どの色としても使えるようになったことが大きな理由です。最終ターンでは一点差を競うレースになりますよ!
好みはいろいろあるでしょうが、個人的には一作目よりは三作目の方が良いゲームだと感じています。一作目でも傑作だったのに、さらに上を行くとは恐るべし。
一作目を気に入った方なら必携の一作です。