ライトノベル業界

『道化か毒か錬金術』への道。その三(大パニック編)

診断が異常なしだったので、ただの疲れと判断し、まぁ執筆ペースを落とせばなんとかなるだろう。アニメ後に休暇を……と思っていたところ、休んだとたんに問題が発生します。パニック障害の発症です。 もともと腹を下すタイプでしたが、電車でその頻度が上がり…

『道化か毒か錬金術』への道。その二(病状悪化編)

前回は『いちばんうしろの大魔王』を執筆しはじめたところまででした。時代の要請をテキトーに受け止めつつ、少年漫画っぽい売れるものを、という縛りで企画しました。今だから語れる裏話という意味では、“将来魔王になると予言される”というネタは今も昔も…

『道化か毒か錬金術』への道。その一(新刊よろしく編)

11月1日に水城正太郎としての新作『道化か毒か錬金術』が出ます!http://hobbyjapan.co.jp/hjbunko/bunkoblog/?p=31725 ってことなんですが、実はこれ、商業としては久しぶりの作品になります。その理由は「病気になっていたから!」なんです。闘病記がてら…

 間が空くのもなんなので、さくっとエッセイ的に。

個人的に昨今の困りごとは「わかってしまう」ことなのだと思っていて、それはどういうことかというと、例えば『どうぶつしょうぎ』というゲームがあるわけですが、これをプレイするより前に「完全解があるよ!」という情報に行き当たってしまう、というよう…

 『可愛げ資本』などとぶち上げましたが、それは、なんとなくの造語。ですから、その言葉の説明に入る前に、前回書いた状況をさらに追認してみることが必要でしょう。

我々(おそらくはネット上の発表を営業としている全員)は、もはや、なんであれ「何かあったときに守ってくれる集団」に所属することはできないだろう、と私は考えています。もちろん家族や友人がおり、彼らの愛を疑ってはいない方も多いでしょうが、もし炎…

 最近「ギョーカイ」の存在が怪しくなってきています。

いや、そもそも「ギョーカイ」ってここでは何を指しているんだ? って話になりますが、私の関心があるところですから「出版業界」「アナログ&デジタルゲーム業界」ということになります。 私は割と昔の人間なので、若い頃はそれらの「ギョーカイ」があると…